話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、 「デジタルモンスター」シリーズの新プロジェクト「デジモンユニバース アプリモンスターズ(アプモン)」です。東映アニメーションの永富大地プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
ウナギノボリ
解説:朝ドラ“メガネっ娘”の系譜 過去にもブレークした俳優が
アプリの数だけモンスターがいる。今や世界中で誰もが使っているスマホアプリ。そこには知られざる存在・アプリモンスター、通称“アプモン”が潜んでいる……という設定で、そのアプモンが現実世界に巻き起こす事件と、それをネットの海から操るラスボス人工知能・リヴァイアサンに、読書好きの少年・ハルと検索アプリのモンスター・ガッチモンの凸凹コンビが立ち向かうバディーストーリーです。
“少し先の未来”を子供たちに届けることを心がけています。キャラクター設定や世界観を含めて、アプモンのアニメが現実世界の延長線上に見える、地続きの世界であることを土台にした上で、アプリ、AR(拡張現実)、人工知能といった“少し先の未来”を冒険活劇の中で見せることを心がけています。
1999年放送の「デジモンアドベンチャー」は、パソコンやインターネットがスゴく新しかった時代、世界がベースでした。その中でのパートナーデジモン、仲間たちとの物語でした。ですが、あの素晴らしい冒険活劇をそのまま現代にコピーするのではなく、2010年代後半の「デジモン」ってどういうものになるんだろう???ということを常に考えながら新しい「デジモン」を作っていくことを意識しています。
うれしいのは、子供たちが本作に夢中になってくれている時です。アニメを視聴してくれている、アプモンチップで遊んでくれている、主題歌を歌ってくれている、ゲームをしてくれているなど、子供たちが「アプモン」にのめり込んでくれている時に喜びをかみ締めます。
また、過去の「デジモン」を楽しんでくれていたファンの皆さんからも受け入れてもらえた時もうれしかったです。「『アプモン』はちゃんとした『デジモン』だった」と(笑い)。
エリとドカモン、虎次郎とミュージモン、主人公・ハル、ガッチモンの仲間であるキャラクターがどんどん出てきます。さらに謎の少年・レイとハックモンの存在、凶悪なるラスボス人工知能・リヴァイアサンの目的とは!? とサスペンスの部分もありますのでストーリー的にはこのあたりに注目です。
映像的にはアプモンたちの進化を3DCGで表現している点が、見どころですね、当社での過去最大規模のカット数です(笑い)。
“少し先の未来”をアプモンと一緒に作っていきましょう!
東映アニメーション テレビ企画部 プロデューサー 永富大地
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