高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」は、最終週「花山、常子に礼を言う」を放送。10月1日の第156回でついに最終回を迎える。“魂のパートナー”だった編集長の花山(唐沢寿明さん)を失った常子(高畑さん)が、亡き父(とと)竹蔵(西島秀俊さん)との“再会”を果たす……。
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10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく姿を描いてきた。
第25週「常子、大きな家を建てる」は、昭和39年、常子は、最後の目標だった大きな家を建て、鞠子(相楽樹さん)や美子(杉咲花さん)の家族と3世帯9人で暮らしていた。「あなたの暮し」も目標の100万部に近づき、順風満帆の中、君子(木村多江さん)が突然病に倒れる。君子は最期の日々を、孫の面倒をみたり、台所で料理をしたり、いつもと変わらない日常を大切に過ごして亡くなった。そして常子は、君子が大切にしたささやかな日常の幸せを伝える新しい連載を始める……という展開だった。
最終回は、花山が亡くなって2カ月、「あなたの暮し」は出版界で権威ある賞を受け、常子はテレビ出演も果たす。鞠子と美子の3姉妹が勢ぞろいし、家族でお祝いしたその夜、常子は不思議な夢を見る。とと・竹蔵が現れ、常子は「あなたの暮し出版」の中を案内し、これまでの出来事を振り返り、竹蔵にほめられて常子は涙する……というストーリーだ。
家族のため、世の女性たちのため、走り続けてきた常子がどんなゴールを迎えるのか、西島さん演じる“とと”竹蔵とどんな感動の“再会”となるのか、見逃せない。
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