荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」の実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章」(三池崇史監督)の製作発表会見が28日、東京都内で行われ、俳優の真剣佑さんが虹村億泰役で出演することが明らかになった。会見には主演の山崎賢人さんをはじめ、神木隆之介さん、小松菜奈さん、岡田将生さん、山田孝之さん、伊勢谷友介さんらキャストも登場。真剣佑さんは「皆さんの足を引っ張らないように僕も全力で頑張ります」と意気込んだ。
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真剣佑さんは「大先輩の、大好きな皆さんとご一緒できるということですごくうれしい気持ちはたくさんあるんですが、偉大なジョジョという作品を今から(ロケ地の)スペインで撮影していくということで、僕もすごくやる気というか、頑張らなきゃいけないなという気持ちです。精いっぱい頑張ります」と気合十分。
虹村億泰は岡田将生さん演じる虹村形兆の弟で、真剣佑さんは「億泰は兄の形兆を本当に愛してるんですよ。撮影が始まるまでに岡田さんを愛していますと言えるように頑張りたい」と告白。岡田さんが「(スペインに)行くまでに会うかな?」と照れ笑いすると、「一人で頑張ります」と笑顔で応えつつ、「(億泰は)ちょっと抜けている部分があるので、そのへんは憎めない億泰を演じようと努力しています」と明かした。
「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載が始まった荒木さんの人気マンガ。数世代にわたる個性的な悪人たちとの戦いを描いた壮大なストーリーに加え、独特の擬音を用いた表現や立ちポーズなどが人気を博しており、現在は「ウルトラジャンプ」でシリーズ第8部「ジョジョリオン」が連載されている。
今回映画化される第4部「ダイヤモンドは砕けない」は、1999年の日本が舞台。ジョセフ・ジョースターの隠し子・東方仗助が友人の康一や虹村億泰、マンガ家の岸辺露伴、承太郎らとともに杜王町に潜むスタンド使いと戦う……というストーリー。映画は東宝とワーナーブラザースジャパンによる初の共同製作・配給作品として、2017年夏に全国で公開。山崎さんは主人公・仗助、神木さんは康一役で、小松さんが山岸由花子、山田さんが片桐安十郎、伊勢谷さんが空条承太郎を演じる。
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