君の名は。:興収91億円、観客動員698万人! ジブリ以外で初の100億超えも射程内に

劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会
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劇場版アニメ「君の名は。」のビジュアル (C)2016「君の名は。」製作委員会

 劇場版アニメ「秒速5センチメートル」(2007年)などを手がけた新海誠監督の約3年ぶりの新作「君の名は。」が、4週連続で観客動員数ランキングの首位を獲得したことが20日、興行通信社の調べで明らかになった。累計興行収入は、19日時点(公開から25日間)で91億円を突破しており、シルバーウイークを迎え、日本のアニメとしては宮崎駿監督の「風立ちぬ」以来、ジブリ作品以外では初めてとなる100億円の大台も視野に入っている。また、累計動員数も約698万人に達した。

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 「君の名は。」は、1000年ぶりとなる彗星(すいせい)の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー。主人公の瀧を俳優の神木隆之介さん、ヒロイン・三葉の声を女優の上白石萌音さんが演じており、ほかに長澤まさみさん、谷花音さん、市原悦子さんらも声優として出演している。

 2位は、大今良時さんのマンガが原作の劇場版アニメ「聲の形(こえのかたち)」(山田尚子監督)、3位には渡辺謙さんや宮崎あおいさん、妻夫木聡さんら日本映画界屈指の俳優たちが競演する「怒り」(李相日監督)がランクインしている。

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