女優の佐々木希さんが14日、東京都内で行われた映画「カノン」(雑賀俊朗監督)の完成披露試写会に登場。比嘉愛未さん、ミムラさんと3姉妹を演じた佐々木さんは、劇中でクラシックの名曲「カノン」を3人でピアノ連弾するシーンにも挑戦しており、「楽勝と思っていた」と明かしつつ、苦戦した様子で「本当にヤバかったです」と苦笑いしていた。
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映画は富山県や石川県など北陸の町と東京を舞台に、3姉妹と母親の絆を描いた作品。祖母が遺した手紙で、死んだはずの母が生きていたことを知らされた3姉妹が、自分たちの傷に向き合いつつ、母の過去をたどり、未来への一歩を踏み出そうとする……という感動作で、比嘉さんが次女・岸本藍役で主演。長女・宮沢紫役をミムラさん、三女・岸本茜役を佐々木さん、3人の母親役を鈴木保奈美さんが演じた。
この日のイベントには、比嘉さん、ミムラさん、鈴木さん、雑賀監督も出席。連弾シーンについて、比嘉さんはピアノは初挑戦ながら「クランクインの1カ月から、毎日ピアノに向かい、吹き替えなしで頑張りました」と笑顔。唯一ピアノの経験があるミムラさんも「目隠しして弾けるところまで練習しました」と告白した。
また、比嘉さんは「みなさんにひと言だけ誓えます。見終わった後、絶対後悔はさせません!」と、出来映えに自信をみせた。司会者から「美人3姉妹」と絶賛されて照れた3人だったが、母親役の感想を聞かれた鈴木さんは「私から生まれたから!」とちゃめっ気たっぷりに答えて、会場を沸かせていた。映画は10月1日に公開。
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