10月にスタートする米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)で、ニューヨークロケが行われたことが12日、分かった。同ドラマシリーズ初の海外ロケで、主人公・大門未知子を演じる米倉さんは「ロケが決まったときは、大喜びしました! 今回、未知子として歩いたのは、プライベートでウオーキングしたこともある場所。『ここがロケ地になるんだ!』なんて、新鮮な気持ちになりました。ニューヨークの真夏の日差しも久しぶりに浴びることができましたし、本当にうれしかったです」と振り返っている。
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「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。今回は2014年の第3シリーズ以来、2年ぶりの連続ドラマとなる第4シリーズで、未知子が宿敵・蛭間(西田敏行さん)率いる国内最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に新たな戦いに挑む。
毎シリーズ、一風変わった幕開けにこだわっているという同ドラマ。今回は日本の狭い組織や「御意」の世界に決してはまらない未知子を表現するため、同所をオープニングの舞台に選び、2日間かけて、現地で撮影を行った。今回の第4シリーズでは、「東帝大学病院」に雇われるまで、未知子は同所に滞在している設定で、撮影では、ブルックリン・ブリッジやマンハッタンの街並みを望むイーストリバー沿いなどを米倉さん演じる未知子が闊歩(かっぽ)した。
米倉さんは2012年にブロードウェーミュージカル「シカゴ」で日本人初の主演を務めており、それ以来、プライベートでも同所を頻繁に訪れているほどの“ニューヨーク通”。今回のロケでは、日本人スタッフとアメリカ人スタッフの通訳や、さらには滞在中にみんなで訪れたレストランでの通訳もすべてこなすなど大活躍だったという。
米倉さんは「現地のスタッフさんに囲まれた撮影では、カメラワークもいつもと違い、すごく新鮮でした。日本の撮影スタイルとは全然違うので、時間はかかりましたけど、現地のスタッフさんはどなたも声がよく出るし、とても気さく! 温和な雰囲気の中、撮影を終えることができてよかった」と同所でのロケを振り返り、「どのロケ地も“本物の海外だぞ!”という空気と街並みにあふれていますし、視聴者の皆さんにもぜひ観光する際にはロケ地を巡っていただきたいです!」とコメントしている。
ドラマは10月から毎週木曜午後9時放送。
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