女優の高畑充希さんがNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で、亡き父・竹蔵役の西島秀俊さんと共演することが25日、明らかになった。ヒロインの小橋常子役を演じてきた高畑さんは同日、東京・渋谷の同局で西島さんとの最後のシーンを撮影後に会見。「とと(西島さん)との一緒のシーンに出たい出たいって言っていたんですけど、いざ(念願が)かなうとどうしたらいいのか分からなくて、めっちゃ緊張してしまって。何を話せばいいのか、かなり戸惑ってしまった」と振り返った。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
最後の撮影は、10月1日に放送される第156回の昭和49年、54歳になった常子が、夢の中で父の竹蔵と“再会”を果たし、「あなたの暮し出版」の中を案内。竹蔵が亡くなってからのこれまでの出来事を振り返り、常子が竹蔵にほめられて涙する……という内容。竹蔵は初週で亡くなっていたため、高畑さん演じる成長した常子との一緒のシーンはこれまで一切なく、高畑さんは3月の会見で「一緒のシーンを撮りたくて、脚本の西田(征史)さんに頼んだけど無理と言われた……」と明かしていた。
この日の会見で、高畑さんは「常子の中で、ととはずっと特別な存在だったから、ととに『頑張ったね』って言われたら、もう一撃で大変だったことも吹っ飛ぶパワーを持っていて、すごく幸せな気持ちになりました」としみじみ。一方、西島さんも「ものすごく緊張してしまって、恥ずかしくて恥ずかしくて。最初の本番でNGを出してしまい、せりふが飛んでしまいました」と照れ笑い。さらに「ワンカット、ワンカットを大切に、いとおしむような気持ちで演じることができたと思います。個人的に深く記憶に残る撮影でした。ありがとうございました」と語っていた。
会見には高畑さん、西島さんのほか、母・君子役の木村多江さん、小橋家の次女・鞠子役の相楽樹さん、三女・美子役の杉咲花さんらも出席。セレモニーでは高畑さんに花束が贈られ、記念のくす玉が割られた。
「とと姉ちゃん」は94作目の朝ドラで、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎮子の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった常子が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。
原作と脚本は、「実験刑事トトリ」シリーズ、「怪物くん」「妖怪人間ベム」、アニメ「TIGER&BUNNY」などを手がけた西田さんが担当。宇多田ヒカルさんが主題歌「花束を君に」を手がけたことも話題になっている。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回。最終回は10月1日に放送される。
ベテラン漫才師たちがしのぎを削る新たなお笑い賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」の最終決戦「グランプリファイナル」が5月18日午後7時からフジテレビ系で生放送され…
長谷川博己さん主演の連続ドラマ「アンチヒーロー」第6話が5月19日にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送される。
俳優の柄本時生さんと今井隆文さんのドラマ初プロデュース作「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」がテレビ東京の連続ドラマ枠「ドラマ24」(金曜深夜0時12分)で7月から放送されること…
俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時)で、源俊賢(としかた)を演じる本田大輔さん。5月12日放送の第19回「放たれた矢」では、道長(柄本佑さ…
藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。5月19日の放送は、ランニングで出会い、ラ…