「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気マンガ「BLEACH」が、俳優の福士蒼汰さん主演で実写映画化され、2018年に公開されることが19日、分かった。福士さんは主人公・黒崎一護を演じ、「GANTZ」「アイアムアヒーロー」「図書館戦争」などの佐藤信介さんが監督を務める。
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「BLEACH」は、死神の力を身につけた黒崎一護が仲間と共に虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊と戦い、異世界を股にかけた冒険を繰り広げる姿を描いたマンガ。2001年に「週刊少年ジャンプ」で連載がスタートし、04~12年にテレビアニメが放送され、4度にわたり劇場版アニメが公開されるなど、同誌の看板作品の一つとして人気を博している。コミックスは73巻まで発売されており、累計発行部数は約8700万部。22日発売の「週刊少年ジャンプ」38号で最終回を迎える。
福士さんは「まず『BLEACH』が実写になると聞いて自分も驚きでした。自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います。そして、15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えることも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います」とコメント。
佐藤監督は「この壮大な物語を、映画化します。想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます。尸魂界<ソウルソサエティ>、虚<ホロウ>、斬魄刀(ざんぱくとう)、そして福士蒼汰が一護として暴れまくる姿、お楽しみに」と意気込んでいる。
原作者の久保帯人さんは「映画化です。ボンヤリ浮かんでは、なんやかんやで(主にオレのイチャモンにより)立ち消えてた実写映画がついに実現することになりました。幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して『BLEACH』を知らない人にも楽しんでもらえ、『BLEACH』の読者にも満足してもらえるものに近づける一助になればと思っています。唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」と話している。
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