今週の真田丸:第27回「不信」 秀吉と秀次のすれ違い NHK総合は50分繰り上げ放送

「真田丸」の第27回「不信」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第27回「不信」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」の10日放送の第27回「不信」では、孤立を深める関白・秀次(新納慎也さん)と秀吉(小日向文世さん)のすれ違いが描かれる。NHK総合では参議院選挙の開票速報が午後7時55分から放送されるため、通常より50分繰り上げて午後7時10分から放送される。BSプレミアムは通常と同じく午後6時に放送される。

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 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・信繁を演じており、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。

 3日放送の第26回「瓜売(うりうり)」は、戦陣で大名が“仮装大会”を繰り広げる……という展開で、真田信繁(堺さん)の正室となる春(松岡茉優さん)が初登場した。

 第27回「不信」では、秀吉と茶々(竹内結子さん)の間に再び男児が誕生したことをきっかけに、秀吉と秀次の気持ちがすれ違う……という展開。秀次は、秀吉が自分を邪魔に思っていると疑う。理解者であるきり(長澤まさみさん)を側室に迎えようとするが、きりは信繁への思いが断ち切れず、答えを出せない。寧(鈴木京香さん)に励まされた秀次は、信幸(大泉洋さん)と信繁の兄弟に朝廷の官位を授けるなど関白らしさを見せるが、再び秀吉との間で、ささいな行き違いが起こってしまう。

 秀次は豊臣家の跡継ぎ騒動によって、秀吉と対立し、切腹を余儀なくされたという説がある。「真田丸」では、これまでのドラマなどとは異なる形で、秀次の末路が描かれるといい、展開が注目される。

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