高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」は第14週「常子、出版社を起こす」に入った。5日放送の第80回は、谷(山口智充さん)や五反田(及川光博さん)が戻ってきた甲東出版は、雑誌作りを再開する。だが、常子(高畑さん)は、鉄郎(向井理さん)から「自分で雑誌を作ればもっと儲かる」と言われる。そんな時、常子は女学校時代の親友綾(阿部純子さん)と再会。綾は、夫が戦死し、実母と息子を女手一つで支えているという。何の助けもできず、落ち込む常子を鉄郎は闇市に連れ出す……。
ウナギノボリ
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「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。
第13週「常子、防空演習にいそしむ」は、戦況が悪化し、常子たちは、その日の暮らしに困るほどの物資不足に悩まされていた。物々交換で農作物をもらうため、美子(杉咲花さん)が滝子(大地真央さん)からもらったママゴト道具まで持ち出すことに。「甲東出版」も社長の谷(山口智充さん)らが徴兵され、貸本屋として常子が引き継ぐが、食糧調達もままならなくなり、小橋一家は限界に近づいていた……という展開だった。
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