名探偵コナン:劇場版新作が興収60億円突破 シリーズ最高記録を更新

「名探偵コナン 純黒の悪夢」のメーンビジュアル (C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会
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「名探偵コナン 純黒の悪夢」のメーンビジュアル (C)2016 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版20作目「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」が、4月16日の公開から51日間で興行収入が60億円を突破したことが6日、明らかになった。観客動員数は471万人を突破し、興行収入が約44億8000万円を記録した「業火の向日葵」を上回り、シリーズ最高を記録するヒットとなっている。また、シリーズ累計興行収入は600億円を突破した。

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 「名探偵コナン」は、小学生探偵の江戸川コナンが、次々と起こる難事件を解決する人気マンガで、1994年から「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されている。96年からテレビアニメが放送され、97年からは劇場版アニメも製作されている。劇場版アニメ「純黒の悪夢」は、黒ずくめの組織、FBI、公安、コナンの4者入り乱れた頂上決戦が展開される……というストーリー。女優の天海祐希さんがゲスト声優として出演しており、公開から3週連続で映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で1位を獲得するなどヒットしている。

 ◇「名探偵コナン」の劇場版の興行収入

 第1作「時計じかけの摩天楼」(1997年4月19日公開)約11億円▽第2作「14番目の標的(ターゲット)」(98年4月18日公開)約18億5000万円▽第3作「世紀末の魔術師(99年4月17日公開)約26億円▽第4作「瞳の中の暗殺者」(2000年4月22日公開)約25億円▽第5作「天国へのカウントダウン」(01年4月21日公開)約29億円▽第6作「ベイカー街(ストリート)の亡霊」(02年4月20日公開)約33億8000万円▽第7作「迷宮の十字路(クロスロード)」(03年4月19日公開)約32億円▽第8作「銀翼の奇術師(マジシャン)」(04年4月17日公開)約28億円▽第9作「水平線上の陰謀(ストラテジー)」(05年4月9日公開)約21億5000万円▽第10作「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」(06年4月15日公開)約30億3000万円

 第11作「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」(07年4月21日公開)約25億3000万円▽第12作「戦慄の楽譜(フルスコア)」(08年4月19日公開)約24億2000万円▽第13作「漆黒の追跡者(チェイサー)」(09年4月18日公開)約35億円▽第14作「天空の難破船(ロストシップ)」(10年4月17日公開)約32億円▽第15作「沈黙の15分(クォーター)」(11年4月16日公開)約31億5000万円▽第16作「11人目のストライカー」(12年4月14日公開)約32億9000万円▽第17作「絶海の探偵(プライベート・アイ)」(13年4月20日公開)約36億3000万円▽第18作「異次元の狙撃手(スナイパー)」(14年4月19日公開)約41億1000万円▽第19作「業火の向日葵(ひまわり)」(15年4月18日公開)約44億8000万円

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