今週の真田丸:第21回「戦端」 秀吉が天下統一の総仕上げ 北条氏政も登場

「真田丸」の第21回「戦端」の一場面=NHK提供
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「真田丸」の第21回「戦端」の一場面=NHK提供

 俳優の堺雅人さんが主演するNHK大河ドラマ「真田丸」の29日放送の第21回「戦端」では、秀吉(小日向文世さん)が天下統一の総仕上げに乗り出すことになり、北条氏政(高嶋政伸さん)が再び登場する。

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 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・信繁を演じており、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。

 22日放送の第20回「前兆」は、秀吉の側室となった茶々(竹内結子さん)が子を身ごもったほか、秀吉が狂気に走る“前兆”が描かれた。

 第21回「戦端」は、嫡男誕生で勢いに乗る秀吉が天下統一に乗り出す姿が描かれる。秀吉は、北条氏政に上洛するよう迫る。氏政は、秀吉に臣従すべきという家康(内野聖陽さん)の勧めに耳を貸そうとしない。さらに、氏政は、上洛の条件として、真田が治める沼田領を引き渡すように要求する。領地を勝手に交渉の道具にされ、昌幸(草刈正雄さん)は「戦も辞さぬ」と激怒する。

 昌幸は信繁に沼田を死守するよう命じ、秀吉と父の間で板挟みとなってしまう信繁の行動が注目される。

 NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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