「東のエデン」「攻殻機動隊S.A.C.」などで知られる神山健治監督の2017年公開予定の劇場版アニメ最新作「ひるね姫~知らないワタシの物語~」の主人公の声を、女優の高畑充希さんが担当することが17日、明らかになった。高畑さんは今作が劇場版アニメ初出演で、ところ構わず昼寝する女子高生・森川ココネ役を演じる。高畑さんは「私は自分の声はクセが強いように感じているので、声優としてオファーを受けたときはうれしかった半面『私でいいんだろうか』とも思いました。でも、神山監督が丁寧にキャラクターを伝えてくださったので、できるだけ監督のイメージに合うように、何度でもトライしたいと思います」と意気込みを語っている。
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「ひるね姫~知らないワタシの物語~」は岡山県倉敷市を舞台にした父と娘の物語。オリンピックを2日後に控えた2020年の日本で、父親と2人で暮らす女子高生・森川ココネ(高畑さん)はところ構わず昼寝をしては怒られていた。ある日、ココネは最近いつも同じ夢を見ていることに気づくが、窮屈でどこか温かいその夢は、彼女の知らない家族の秘密につながっていた……という内容。
特報映像では、ココネ役の高畑さんが「なんでこんなに一日中眠てえんじゃろ」「自動車の改造ばーっかりしよる、父との2人暮らし」などと岡山弁のせりふを披露。高畑さんは「今年だけで三つめの方言の役です(笑い)。方言は難しいですね。岡山の方が聞いても違和感がない音を目指したいです」とコメント。演じるココネや、舞台となっている岡山については「ココネちゃんはみんなが愛せる、“可愛すぎない”キャラクターで親近感があります。舞台となる岡山の風景も美しくて、行ってみたくなりました」とのコメントを寄せている。
また、高畑さんは同作の内容にちなんで「昼寝」についてもコメント。「お昼寝はめっちゃ得意です(笑い)。現場の空き時間ではだいたい寝ています。共演者に寝顔を撮られることも」と意外な一面を明かしている。
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