第29回東京国際映画祭:細田守監督と岩井俊二監督を特集

第29回東京国際映画祭でアニメーション特集「映画監督 細田守の世界」とJapan Now部門「監督特集 岩井俊二」を上映
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第29回東京国際映画祭でアニメーション特集「映画監督 細田守の世界」とJapan Now部門「監督特集 岩井俊二」を上映

 第29回東京国際映画祭(10月25日~11月3日開催)で劇場版アニメ「バケモノの子」などの細田守監督と映画「Love Letter」などの岩井俊二監督の作品が特集されることが12日、明らかになった。細田監督はアニメーション特集、岩井監督は日本を代表する作品の数々を同映画祭独自の視点でセレクトする「Japan Now」部門で特集される。

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 アニメ特撮研究家の氷川竜介さんは、細田監督の特集について「細田守監督は、時代とともに成長する映画監督である。恋愛、結婚、子育て、家族と世界の観客すべてに届く普遍的なモチーフを採用し、アニメーションという“動く絵”だけが可能とする表現を駆使して、感情重視の物語をつむぎ出す。常に高みをめざし、芸術に新天地の“地図”を描こうとする作家・細田守。その真摯(しんし)な姿勢と成長の軌跡を、改めてたどることで、その作家性に迫り、世界へ発信する機会に期待したい」とコメントを寄せている。

 「第29回東京国際映画祭」は、六本木ヒルズ(東京都港区)のほかで10月25日~11月3日に開催される。

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