声優の花澤香菜さんが23日、東京都内で行われた人気マンガ「遊☆戯☆王」の劇場版アニメ「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」(桑原智監督)の初日舞台あいさつに登場。同マンガが大好きという花澤さんは、「遊☆戯☆王」への思い入れを聞かれると「デュエル(決闘)シーンを見ると、拳を握ってグーッて力が入ってしまうぐらい興奮する」と熱く話し、「デュエルしたい。むずむずしてしまいます」と目を輝かせた。
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同作は、1996~2004年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された高橋和希さんの人気マンガが原作で、今年連載開始から20年。花澤さんは「中学生のときに大流行していた。クラスメートや、とくに男子がデュエルで遊んでいました。みんなが夢中になって遊んでいた作品で、アニメも続いているような作品に携われてうれしい」と笑顔を見せた。
また、声優の津田健次郎さんが演じる主人公のライバルで最高峰のデュエリスト(決闘者)の海馬瀬人について「(海馬の)存在の大きさが本当にすごい。女性は、(海馬の行動が)最初はおかしいぞって思いながら、つっこみを入れるけど、だんだん愛おしくなってくる。演じながら(その魅力に)“ドハマり”するのが分かりました」と照れ笑いも見せた。この日は、主人公の武藤遊戯の声優を務めた風間俊介さん、津田さん、ゲスト声優の林遣都さん、桑原監督も出席した。
「遊☆戯☆王」は、「千年パズル」を解いて闇の人格を手に入れ、闇のゲームの番人となった少年・遊戯の活躍を描いている。劇場版アニメは、もう一つの別人格「闇遊戯」との戦いを終えて日常を取り戻したかにみえた遊戯の前に、謎の少年・藍神が現れ、世界中で謎の失踪事件が次々と起こる……という完全オリジナルストーリー。
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