あさが来た:期間平均視聴率23.5% 朝ドラで今世紀最高

「あさが来た」で主演を務めた波瑠さん
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「あさが来た」で主演を務めた波瑠さん

 2日に最終回を迎えたモデルで女優の波瑠さんが主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」の初回(2015年9月28日放送)から最終回までの期間平均視聴率が23.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したことが4日、分かった。朝ドラでは、2002年放送の「さくら」の期間平均視聴率23.3%を超え、今世紀最高の記録となった。

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 「あさが来た」の週間平均視聴率は、初週が20.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)と好スタートで、その後も最終週まで26週連続で20%以上の大台をキープ。最終回の視聴率は27.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、自己最高の平均視聴率は15年12月4日の放送の27.2%(同)だった。

 「あさが来た」は、京都の豪商の次女・今井あさ(波瑠さん)が大阪で炭鉱、銀行、生命保険などの事業を起こし、日本で初めての女子大学設立に尽力する姿などが描かれた。あさのモデルは“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子。宮崎あおいさんや寺島しのぶさん、玉木宏さん、ディーン・フジオカさんらも出演した。朝ドラでは初めて幕末から物語がスタートしたことも話題になった。

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