綾野剛:舞台あいさつで急きょMCに “何でも屋”役さながらの司会ぶり見せる

映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」の初日舞台あいさつに登場した綾野剛さん
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映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」の初日舞台あいさつに登場した綾野剛さん

 俳優の綾野剛さんが26日、東京都内で行われた、黒木華さん主演の映画「リップヴァンウィンクルの花嫁」(岩井俊二監督)の初日舞台あいさつに黒木さん、岩井監督らと登場。この日、岩井監督がMCを務めることになっていたが、綾野さんが急きょ任命され、舞台あいさつで約30分、MCを務めた。

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 綾野さんは劇中で、俳優、会社の社長など、いろいろな顔を持つ“何でも屋”役を演じており、この日は、岩井監督から「何でもやってくれる方なので、今日は司会進行をお願いしようかなと思います」と依頼され、「分かりました。何でもやらせていただきます!」と快諾。黒木さんに初日の感想や撮影現場での話を聞いたり、Coccoさんのあいさつに「素晴らしいお話でしたね」と合いの手を入れたりしたほか、時折、マイクを使わず発言するCoccoさんに「マイクを入れて話してくださいね!」とアドバイス。突如、携帯電話を取り出して予定を確認し始めた岩井監督にも「いいですね。自由ですからね」と場をつなぐなどして、きびきびと仕切り、“何でも屋”さながらの司会ぶりを見せていた。

 また、綾野さんは、同作の撮影期間中に、さまざまな髪形や容姿で別の複数の作品の撮影を行っていたという。通常は、役のイメージや容姿を一定に保つ必要があるが、“何でも屋”という役柄だったことで「毎回違う顔になって(現場に)行けたことが全部プラスに使えた。この役でしかできないアプローチだったなと思います」と述懐。岩井監督も、綾野さんの“七変化”を「見どころの一つですからね」とアピールしていた。

 映画は、SNSで知り合った男性と結婚して早々、義母から家を追い出されるなど苦境に立たされる派遣教員の皆川七海(黒木さん)が、“何でも屋”の安室(綾野さん)から次々と奇妙なバイトをあっせんされ、月に100万稼げるという住み込みのメイドの仕事を紹介されるが……というストーリー。原日出子さん、地曵豪(じびき・ごう)さん、毬谷友子さん、和田聰宏(わだ・そうこう)さん、佐生有語(さそう・ゆうご)さん、夏目ナナさん、金田明夫さん、りりィさんらが出演している。

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