モデルで女優の清原果耶(きよはら・かや)さんが、放送中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」に再登場することが3日、明らかになった。清原さんは、加野屋の番頭だった亀助(三宅弘城さん)と結婚したふゆを演じたが、ふゆの娘・ナツ役として再登場する。同ドラマは、ディーン・フジオカさんが演じる五代友厚が人気で、再登場したことも話題になったが、清原さんも視聴者の要望が多く集まり、再登場することが決まったという。ナツは3月28日からの最終週に登場する。
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清原さんは現在14歳で、「あさが来た」が放送されると、“可愛い”と話題になっていた。再登場について、「『あさが来た』のキャスト、スタッフの皆さんにもう一度会えるということで本当にうれしいです。そして、今度は亀助さんとふゆの娘役を演じると聞いて、まさに“びっくりぽん”でした。道ならぬ恋をしたり、結婚したり、出産したり、母になったり、子になったりと本当にいろいろな経験をさせていただき、感謝しています。亀助さんとふゆが大事に育てたナツを、私なりに精いっぱい演じたいと思います」と喜んでいる。
担当の佐野元彦エグゼクティブプロデューサーは、清原さんの再登場について「再登場の要望を視聴者の皆さまからいただいていた清原果耶さんが亀助の自慢の娘・ナツ役で再登場して、確かな演技力を見せてくれます。『あさが来た』は最後まで攻めます! ご期待ください!」と話している。
清原さんが演じたふゆは、主人公あさ(波瑠さん)の姉はつ(宮崎あおいさん)のお付きだったが、はつが嫁いだ山王寺屋が没落したあとは、あさが嫁いだ加野屋で働いていた。加野屋の番頭だった亀助(三宅さん)と結婚したあと、加野炭坑の現場責任者となった夫とともに九州に転居。亀助は、大阪に戻り、加野銀行の役員秘書となった。ふゆは1月9日の放送が最後の登場だった。
「あさが来た」は、京都の豪商の次女・今井あさ(波瑠さん)が大阪で炭鉱、銀行、生命保険などの事業を起こし、日本で初めての女子大学設立に尽力する姿などを描く。あさのモデルは“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子。朝ドラでは初めて幕末から物語がスタートしたことも話題になった。NHK総合(午前8時)などで放送。全156回を予定。
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