人気作家の綾辻行人さんと京極夏彦さんが3日、東京都内で開かれた「文豪ストレイドッグス」外伝小説のトークショーに登場。水木しげるさんのお別れの会の発起人の一人で司会や祭壇のデザインなどを担当した京極さんはそのため2カ月間忙殺され、さらに「水木しげる漫画大全集」シリーズの新たな制作で忙しいことを明かしながら、「小説家は引退?」と冗談を話して、来場者を笑わせた。
ウナギノボリ
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トークショーは、朝霧カフカさんが執筆した外伝小説「文豪ストレイドッグス 外伝 綾辻行人VS.京極夏彦」の発売を記念して開かれた。マンガ「文豪ストレイドッグス」シリーズは、歴史上の文豪が登場するのが定番だが、外伝小説では、綾辻さん、京極さん、辻村深月さんという現役の人気作家がイケメン・美女キャラクターとなって登場する。
トークショーでは、イケメンキャラになった経緯について、綾辻さんが「ありなんだろうかと悩ましく思ったけど、小説は本当に面白かったんです。僕にとっては(イケメン化が)メリットなのかは分からないんですが」と冗談を交えて、作品を絶賛した。
京極さんは「要はイケメン化って(艦艇を擬人化した)『艦これ』や、(刀剣を擬人化した)『刀剣乱舞』的なものですよね? だから個人とキャラは関係ないと思っていたが、他の人から『同じじゃん』と言われるんですよ」と話した。また綾辻さんは「『艦これ』アニメは見ていました」と意外なエピソードを明かしていた。
「文豪ストレイドッグス」は、朝霧さん原作、春河35さん作画のマンガで、「ヤングエース」(KADOKAWA)で連載している。横浜を舞台に、武装探偵社の中島敦らが異能力で戦う姿が描かれており、文豪が“イケメン化”して登場することから人気を博している。4月からアニメも放送される。
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