オリエンタルラジオ:練習期間は2週間 “ラッスン”完コピ秘話語る

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 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ(オリラジ)」が21日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催されたガールズイベント「日本女子博覧会−JAPAN GIRLS EXPO 2015 春−」のお笑いステージで、後輩の「8.6秒バズーカー(ハチロク)」とリズムネタ「ラッスンゴレライ」を完全にコピー(完コピ)して、そろって披露。ステージ終了直後、取材に応じた藤森慎吾さんは「やっぱり気持ちいいですよ! チラッとモニターを見て思ったんです。『かっこいいな』って」と満足げ。一方の中田敦彦さんは「結構緊張感があるんですよ。我々も完璧にやんなきゃ、責任重大だなって……」と、その難しさを明かした。

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 ネタの完コピは、同イベントの概要発表会でオリラジの2人が「ラッスンゴレライ」を披露したことがきっかけ。そのクオリティーの高さに話題が集まり、YouTubeのチャンネル「MAiDiGiTV」にアップされると、約1000万回再生されるほどの人気となった。

 初めて完コピに挑戦した発表会の際は「練習は2週間くらい前からやり始めたんですよ。リズムネタがいかに難しいかは、我々が一番よく知っている」という中田さん。「(ハチロクの)はまやねんくんのパート、結構難しいんですよ。(田中)シングルくんの方が大変と思われるけれど、細かい努力あるよ」と、意外な難しさを明かした。藤森さんも「10年前に(「武勇伝」)やっていますからね。リズムネタは体にしみ込ませなきゃいけない」とうなずく。リズムネタの練習では中田さんが藤森さんに動きを指導しているといい、藤森さんは「今回後輩のネタをやるにあたり、若干のダメ出しがありました。久々にちょっとけんかっぽくなった……」と、その苦労を振り返った。

 今回ハチロクとの「ラッスン」共演を披露したことについて、中田さんは「動画が話題になったお陰で、本物と見比べられる機会も増えて、若干の緊張感があった」といい、共演の舞台では「ああするしかないだろうと思った」と、その完コピのクオリティーに自信をにじませた。4人での練習は「楽しかったですね。(ハチロクは)音楽的な感性が高くて、すぐ飲み込む。なんて音感とリズム感のいい2人なんだと思いました」と中田さんが感心すると、藤森さんも「グルーブですね。グルーブ出しましたね!」とうなずいた。

 完コピの影響で、ハチロクの2人とは同イベントを含め、最近5日間で4日も共演しているといい、「プチ“ハチロクバブル”がきています」と藤森さん。中田さんも「お陰で今年も楽しくなりそうな雰囲気」とにっこり。ハチロクもオリラジのリズムネタ「武勇伝」を完コピすると宣言していることについて、中田さんは「いつどうする(と面白い)か、考えているんですよ」と期待を込め、藤森さんも「やってほしいよね。ハチロクがやってくれたら、知らない世代も『武勇伝』を知ってくれる」と興味津々。現在のリズムネタブームを受けて、オリラジの新しいリズムネタも「作っていきたい。若い人に負けてないぞというところを見せたい(中田さん)」と、意欲を見せていた。 

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