スティーブ・ジョブズ:ベストセラー伝記を「テルマエ」のヤマザキマリがマンガ化

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 米アップルの共同設立者の一人で11年に亡くなったスティーブ・ジョブズさんの伝記「スティーブ・ジョブズ」(講談社)が人気“風呂”マンガ「テルマエ・ロマエ」で知られるヤマザキマリさんによってマンガ化されることがこのほど明らかになった。25日発売の女性向けマンガ誌「Kiss」(講談社)5月号から連載がスタートする。

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 原作は、取材嫌いといわれたジョブズさんが初めて全面協力した最初で最後の公式伝記。生い立ちからアップル社設立と退任、その後のピクサー設立と劇場版アニメ「トイ・ストーリー」の完成、アップル社への復帰、iPhoneやiPadの誕生秘話、ビル・ゲイツさんとの最後の対面、闘病生活などが記されている。世界的なベストセラーとなった同書の日本語版を出版した講談社は、出版化権に加えてマンガ化権も取得していたという。

 同社は、ヤマザキさんにマンガ化を依頼した理由を「今のマンガ界において、魅力的な画風と写実的に人物や一場面を切り取ることを得意とする彼女ならば……必ずいい作品になるのは間違いないという確信からでした」と説明している。

 掲載されるマンガ誌「Kiss」は、これまで月2回刊だったが、5月号から毎月25日発売の月刊誌としてリニューアルされる。(毎日新聞デジタル)

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