逃走中:人気番組モチーフの3DSソフトが累計50万本突破 「戦闘中」のゲーム化も決定

3DS用ソフト「逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!」のパッケージ(C)FUJI TELEVISION (C)2012 NBGI
1 / 1
3DS用ソフト「逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!」のパッケージ(C)FUJI TELEVISION (C)2012 NBGI

 人気バラエティー番組「逃走中」(フジテレビ系)をモチーフにしたニンテンドー3DS用ソフト「逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!」(バンダイナムコゲームス)の国内出荷本数が累計50万本を突破したことが明らかになった。同局制作のテレビ番組をゲーム化したソフトでは歴代最高記録だといい、同番組から生まれたスピンオフ番組「戦闘中」のゲーム化も決定した。

ウナギノボリ

 「逃走中」は04年からフジテレビ系で不定期に放送されている人気番組。限られた場所と時間で出演者が「ハンター」と呼ばれる追跡者から逃げ切ることができれば報酬を得られるゲームバラエティーで、逃走者には、ハンターに捕まりたくないという心理と勝ち残りたいという心理が働き、視聴者が逃走者の心の内を見られる番組として人気で、DVD化もされている。

 ゲームは「逃走中」をモチーフに、番組と同様に、さまざまなミッションをクリアし、追跡してくる“ハンター”から逃げ切って賞金獲得を目指すアクションゲーム。どこからハンターが追ってくるのか、挑戦すると捕まるリスクが高まるミッションに挑むべきか……など、番組出演者と同じ緊張感を味わえる。

 番組を企画したフジテレビ編成部の高瀬敦也さんは「『逃走中』には思い入れが強いので、たくさんの方に楽しんでいただけていることは素直にうれしく感じています。昨今のテレビ界においては、媒体を超えて幅広く利用できるコンテンツを創出することが重要であり、そういう意味でもこの結果は励みになります」と喜びを語っている。

 ゲーム化が決定した「戦闘中」は、「逃走中」から生まれた番組で、出演者がボールを使って相手を倒し、互いの「持ち金(賞金)」を奪い合うサバイバル個人戦が繰り広げられる人気企画。ゲームの詳細については未発表だが、バンダイナムコゲームスの伊藤麻矢プロデューサーは「たくさんの方々に楽しんでいただくべく鋭意開発中ですので、ご期待ください」とコメントしている。

 なお、4月7日には最新回「戦闘中 第三陣『激突! 忍ヶ原の乱』」、同14日にも「逃走中 新浦島太郎物語~玉手箱と乙姫の罠~」がフジテレビ系で午後7時から放送される予定。3DS用ソフト「逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!」は5040円で販売中。(毎日新聞デジタル)

ゲーム 最新記事