綾瀬はるか:新種の桜を「はるか」と命名 大河ドラマ「八重の桜」舞台の福島に植林

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 女優の綾瀬はるかさんが24日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催された福島県の魅力を紹介するイベント「げんき咲かそう!ふくしま大交流フェア」に登場した。イベントでは来年、福島県に植えられる新種の八重桜の命名式が行われ、13年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で福島県出身の主人公・八重を演じる綾瀬さんは「はるか」と命名。綾瀬さんは「頑固桜に命名しようと思ったけど、多数決ではるかになりました。はるかかなたの未来まで広がるという意味。1本いただいて、家で育てたい」と満面の笑みで語った。「はるか」は約10年後に花を咲かせる予定。

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 イベントには、ドラマに出演する俳優の西島秀俊さん、長谷川博己さん、玉山鉄二さん、綾野剛さんも登場。綾瀬さんは「現場では会津弁で話しています。いい緊張感があって、仲もよく、すごくいい現場です」、西島さんは「みんなが一丸となっている。素晴らしいドラマになるという予感がある」とそれぞれ撮影の様子を明かした。

 また、綾瀬さんは「八重さんは激動の時代に前を向いて生きた。あきらめない気持ち、人の温かさを福島、東北、全国の人に届け、(放送の)日曜が楽しみだと皆さんに思っていただきたい」とドラマをアピールしていた。

 「八重の桜」は、福島県出身で戊辰(ぼしん)戦争の落日、会津の鶴ケ城に500人の女たちと立てこもり、銃を持って戦ったことから“幕末のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、後に同志社大学を創設した新島襄の妻となる新島八重(1845~1932)の一生を描く。西島さんは、八重の兄・山本覚馬(かくま)、長谷川さんは八重の最初の夫・川崎尚之助、玉山さんは会津の若き知将・山川大蔵、綾野さんは会津藩の最後の藩主・松平容保を演じる。NHK総合で13年1月6日午後8時から放送。全50回を予定。(毎日新聞デジタル)

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