豊原功補:NBAの個性派キャラに夢中 「ハーデンがレブロンを倒してほしい」

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 俳優の豊原功補さんが22日にWOWOWで生中継された米プロバスケットボール「NBA」のシカゴ・ブルズ対ニューヨーク・ニックス戦の中継にゲスト解説者として登場した。NBA好きという豊原さんが解説に挑戦するのは今年5月以来で2度目。収録終了後、「初めてのときは、疲れたんですけど、少しは慣れましたね。試合が熱かった」と興奮気味に話す豊原さんに今季の注目選手などを聞いた。(毎日新聞デジタル)

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 高校生のころ、バスケットボール部に所属しており、そのころからNBAを見始めたという豊原さんが現在、お気に入りの選手はヒューストン・ロケッツのジェームス・ハーデン選手だという。今季、オクラホマシティー・サンダーからロケッツに移籍したハーデン選手のトレードマークは“濃いヒゲ”で、豊原さんはその魅力を「ヒゲがいいよね。優しそうだし、目が可愛い。キャラクターが好きなんですよ。(派手な見た目で人気を集めたデニス・)ロッドマンも好きだったし」と語る。さらに、“スピード感”が魅力のブルズのネイト・ロビンソ選手にも注目しているといい「(公称175センチと)小柄だけど、彼がダンクを決める試合運びをできると面白いと思います」と期待を寄せているようだ。

 豊原さんは注目しているチームとしてハーデン選手が所属するロケッツを挙げ「ハーデンと(ジェレミー・)リンの移籍組に期待しています。今年は打倒(マイアミ・)ヒートなんですよ。(ヒートの)レブロン・ジェームズをつぶしたい」と話す。豊原さんは、ジェームズ選手を「今のレブロンは練習メニューをシステマチックに組んだり、現代的なバスケットをしているイメージがある」と分析し「それをハーデンや(オクラホマシティー・サンダーのケビン・)デュラントのようなバスケ好きの子どもが大きくなってやっているような選手に倒してほしいんです。(マイケル・)ジョーダンや(スコッティ・)ピッペンの時代もバスケ好きの少年たちがプレーしている感じがありましたよね」と語る。

 また、豊原さんはWOWOWで11月に放送されたドキュメンタリー番組「徹底取材!ジョーダンを継ぐNBA最強の男たち」のナレーションを担当したこともあり、“ジョーダンの後継者”について聞くと「ジョーダンは奇跡ですよ。番組のナレーションをやらせてもらって、再認識しましたね。ジョーダンはジョーダンでしかない。別格中の別格だからなあ……」と熱い思いを語る。番組では、ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアント選手やジェームズ選手、デュラント選手らを“後継者候補”として挙げているが、豊原さんは「どの選手もすごく期待値は高いけど、後継者はなかなか出てこないかもしれませんね。今後、彗星(すいせい)のごとく出てくることはあるかもしれない」と話していた。

 WOWOWはNBAの注目の試合を放送するほか、毎週土曜は「スーパーサタデー」と題し、放送時間を拡大してチームの歴史や選手の生い立ちを紹介している。また、毎週月曜午後11時半から「週刊NBAアクション」を放送中。26日にはクリスマスゲームの「ニックス対レイカーズ」「サンダー対ヒート」の2試合を中継。さらに、27日は豊原さんがナレーションを務めた「徹底取材!ジョーダンを継ぐNBA最強の男たち」を再放送する。

 <プロフィル>

 とよはら・こうすけ。65年生まれ。映画「WILD LIFE」「受験のシンデレラ」「南極料理人」やドラマ「鉄の骨」「のだめカンタービレ」などに出演。13年3月にWOWOWの「連続ドラマW」枠の「レディ・ジョーカー」、13年4月に新国立劇場(東京都渋谷区)での舞台「効率学のススメ」に出演する。

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