中川翔子：夢は「トイ・ストーリー」の続編出演　WOWOWディズニー特別番組ナビゲーター

　タレントの中川翔子さんが、WOWOWのディズニー作品放送20周年記念番組「夢が奏でるハーモニー」のナビゲーターを務めることになり、東京ディズニーリゾート（TDR、千葉県浦安市）で行われた番組収録後、取材に応じた。中川さんがディズニー作品の中で特に好きなキャラクターは母も大好きだというドナルドダックだといい、「グッズはなんでもかんでも買い、全身ドナルドで練り歩いています。ドナルド推しです！」と宣言。「仕事でディズニーランドに来られるなんて……」と夢見心地の中川さんに、ディズニー作品の魅力を聞いた。（毎日新聞デジタル）

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　WOWOWでは、ディズニー作品の放送開始20周年を迎えた今年、17日は「くまのプーさん」（11年）のテレビ初放送などを特集した“プーさんの日”、18日はプリンセスの登場する人気作を集めた“プリンセスの日”、25日はヒット作「カーズ2」（11年）をはじめとしたディズニー／ピクサー作品を集めた“ピクサーの日”として展開。作品を彩る音楽に注目した同番組も合わせて放送される「WOWOWディズニー・スペシャル　20thアニバーサリー」と題した特集を展開する。中川さんは、18日午後8時に放送されるディズニーの長編アニメーション映画50作目「塔の上のラプンツェル」の日本語吹き替え版でラプンツェル役を担当し、長編アニメーションの主役に初挑戦したことで、今回のナビゲーターに選ばれた。

　ラプンツェルを演じることになったとき、中川さんは「世界の宇宙のディズニーで、こんなに素晴らしい作品で、しかもプリンセスなんて信じられなかった。しばらく信じないでいようと思った」と振り返った。主役に抜てきされたのは、中川さんが出演したラジオ番組の音源などを審査した結果だと後日聞いて、「もう、幽体離脱ですね。あまりのことでびっくりでした」と喜んだという。「ディズニーのベストプリンセスは？」と聞くと、中川さんは「（「眠れぬ森の美女」の）オーロラ姫ですね。超美しい。ピンクとバラが似合って金髪。女子のハートを射ぬかれまくりでしたね」と即答。「ラプンツェルも金髪でオーロラ姫っぽい！」と付け加え、「（ラプンツェルは）強くて可愛らしくて勇敢で、18年間引きこもりで母と1人暮らしで、絵を描くのが好きで髪が長くて、すごい人生。すごく共感して運命的なものを感じました。今までにいないプリンセスだったから、（声を担当するのも）楽しかったですね」とキャラクター愛を語った。

　番組収録では「夢だった日本の（TDRの）ラプンツェルと会えた。新アトラクションの『トイ・ストーリー・マニア！』にも乗ることができた」とはしゃぐ中川さん。「アメリカでは会ったんですけれど、日本では会っていなかったので、すごく会いたかった。まさかのミラクルがかなってしまった。うれしかったですね」と夢中で語った。ピクサー作品で好きなのは25日午後3時5分に放送する「トイ・ストーリー3」だといい、中川さんは「何度見ても号泣ですね。（キャラクターが）みんな好きすぎて。『トイ・ストーリー・マニア！』も、あんなに楽しいアトラクションなのに泣きそうになっちゃって。誰が好きなんて選べないんです」と笑顔。もしまたディズニー作品に出られるとしたらどんな役がやりたいかと聞くと、中川さんは「次なんて想像したこともなかった……」と戸惑いながらも、「ピクサーの『トイ・ストーリー4』があるなら、おもちゃをばかにする人間の女の子とか……。なんでもいいです！」と目を輝かせていた。

　中川さんが出演する20周年記念番組「夢が奏でるハーモニー」は、WOWOWプライムで17日午後2時ほか特集を放送する3日間とも各コンテンツの合間に放送。

　＜プロフィル＞

　なかがわ・しょうこ。1985年5月5日生まれ、東京都出身、A型。ディズニー作品のほかマンガ、アニメ、戦隊ものから80年代アイドルまで、幅広い知識を持ち多方面で活躍中。今年デビュー10周年を迎えた。趣味はパソコンでイラストを描くこと、読書。特技はヌンチャク、イラスト。座右の銘は「貪欲」。11年3月に、ディズニー長編アニメーション第50作記念作品「塔の上のラプンツェル」で主人公・ラプンツェルの日本語吹き替えを好演した。