80年代に大ヒットしたアニメ「聖闘士星矢(セイントセイヤ)」の続編「聖闘士星矢Ω(オメガ)」(テレビ朝日系日曜午後6時半~)が14日放送の第28話から、シリーズの新章となる「十二宮編」が始まることが7日、明らかになった。原作マンガにも登場したキャラクターの貴鬼(キキ)が、牡羊座(アリエス)の黄金聖闘士として登場する。
ウナギノボリ
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「聖闘士星矢」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で85~90年に連載された車田正美さんの人気マンガ。天馬座の少年・星矢らが“小宇宙(コスモ)”という特別な力を持った戦士「聖闘士」たちの戦いと友情を描いた作品で、86~89年にテレビアニメ化された。新シリーズは、伝説の聖闘士・星矢の背中を追いかける光牙とその仲間たちの物語で、地球を支配しようとする巨大な悪・マルスと戦う姿を描いている。
貴鬼は、原作マンガでは、幼い少年として登場し、超能力を使っていたずらをする一方、星矢らの戦いを助けるなどして活躍。「聖衣(クロス)」の修復を手掛ける牡羊座の黄金聖闘士・ムウの弟子という設定だった。新シリーズの「Ω」では、第17話に修復師として登場したものの、それ以上のことは触れられていなかった。
主人公たちが最強の「黄金聖闘士」に立ち向かう「十二宮編」は、原作マンガでも屈指の人気を誇っていたシリーズだ。今回のアニメは、黄金聖闘士の12人は冥王ハーデスとの戦いで全員が死んだという設定。これまでに、星矢が射手座の黄金聖闘士に昇格して姿を消しており、他に山羊座と獅子座の黄金聖闘士がマルスの側についていることが明かされている。
第28話「最強の軍団!黄金聖闘士集結!」では、地球を滅ぼそうと動き出したマルスを食い止めるため、新たに作り出された「十二宮」に光牙たちが挑む……という物語が描かれる。(毎日新聞デジタル)
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