注目ドラマ紹介：「Piece」　NYC・中山優馬が3年ぶり連ドラ主演　

　男性3人組アイドルグループ「NYC」の中山優馬さんが3年ぶりに連続ドラマの主演を務める深夜ドラマ「Piece」が6日に放送を開始する。原作はドラマや映画化された「砂時計」などで知られる芦原妃名子さんの最新作だ。

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　ドラマは、芦原さんが少女マンガ誌「ベツコミ」（小学館）で連載中のマンガが原作。成海皓（ひかる）と須賀水帆（みずほ）は高校2年の数カ月間、誰にも悟られずにたびたび会うという友だち以上恋人未満の関係だった。大学生になったある日、水帆は高校時代のクラスメート・折口はるかの訃報を聞く。そしてはるかの遺族の願いをかなえるため、姿の見えぬ「元・恋人」探しを請け負うことになる。皓と水帆の恋愛模様と成長ぶりを高校時代と大学時代の2部構成で描く。

　ルックスと女性の扱いにたけているためモテるが、実際は誰にも自分の心を開かず情緒に欠けている皓を中山さんが、クールな性格で他者との距離をうまくつかめず他人に興味を抱けないという点では皓と似たもの同士の水帆をモデルとして活躍中の本田翼さんが演じる。ほかに、水帆の高校時代の先輩・矢内高史を「ジャニーズJr．」の松村北斗さん、水帆の高校時代の同級生で学園一のマドンナ・瀬戸内円を鈴木愛理さん、19歳で亡くなってしまうはるかを水野絵梨奈さんが演じる。

　放送は毎週土曜深夜0時55分～。第1話は深夜1時55分まで1時間の拡大版で放送する。水帆は、はるかが病気で亡くなったと知らされ、その葬儀場でクラスメートだった皓と再会する。葬儀場で、当時のことを思い出していた水帆にはるかの母が水帆をはるかの親友だと思い込み、はるかが交際していた恋人のことをたずねる……というストーリー。（毎日新聞デジタル）