ワッキー:サハラ砂漠マラソン250キロに挑戦 丸刈りで決意表明

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 お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんがNHKの番組企画で10月末からサハラ砂漠で行われる「サハラ砂漠マラソン」に挑戦することになり、吉本興業東京本部(東京都新宿区)で4日、取材に応じた。決意のほどを示すため丸刈りで登場したワッキーさんは「40歳になっていろいろ考えた結果、挑戦することにした。リタイアは絶対しない。リタイアするなら遭難の方がマシかなと思う。自分の中で一番過酷な1週間になると思うが、後から振り返ってこれがあったからこそどんなにつらいことがあっても頑張れるというようなものにしたい」と意気込んだ。

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 サハラ砂漠マラソンは2010年の米タイム誌「世界の過酷レーストップ10」に選ばれたレースで、参加者は食料や衣類、寝袋などを背負いながらエジプト・サハラ砂漠の250キロを7日間かけて走破する。1~4日目は1日あたり40キロのコース、5、6日目は80キロのコースが設定され、合計タイムで順位が決まる。最終日はエジプト・ギザのピラミッドを目指して全員のウイニングランが行われる。

 ワッキーさんは9月から荷物を背負いながら週に5回、2時間ほどのトレーニングをしているという。仕事の話は一切妻にはしたことないというワッキーさんだったが今回は初めて妻に相談したといい「体力的なこともそうですが、長時間拘束されるのでギャラの心配もしていました」と話し笑いを誘っていた。また、「普通に東京で暮らしていたら思い浮かばないギャグが、極限状態だったら浮かぶかも。下がりきった好感度を上げたい」と“芸人力アップ”を狙っていた。

 エジプトに出発する25日はワッキーさんの息子の誕生日といい「ゴールすることがプレゼントになればと思う。息子にはあきらめない人間になってほしいと思うので、息子につらいことがあったとき『あの時パパもあきらめないで(サハラマラソンを)やり通した』というようなものを残せれば。そんな立派なパパでいたい」と語った。(毎日新聞デジタル)

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