水樹奈々:仏アニメ・エリート養成学校に驚き WOWOWドキュメンタリーでナレーション

ノンフィクションW「フランスアニメが世界を獲る日 ~小さな街が生んだ奇跡のCG学校~」でナレーションを務める水樹奈々さん(左)=WOWOW提供
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ノンフィクションW「フランスアニメが世界を獲る日 ~小さな街が生んだ奇跡のCG学校~」でナレーションを務める水樹奈々さん(左)=WOWOW提供

 声優で歌手の水樹奈々さんが、フランスの地方都市にある世界でもトップレベルのCGアニメーションのクリエーター養成学校にスポットを当てたWOWOWのドキュメンタリー番組「ノンフィクションW」枠の「フランスアニメが世界を獲る日 ~小さな街が生んだ奇跡のCG学校~」でナレーションを担当した。収録を終えて、水樹さんは「フランスの小さな町で世界レベルのエリートたちが育っていることは、今回、初めて知りました、しかもこの学校が25年前からあったなんて!」と驚いたことを明かした。(毎日新聞デジタル)

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 フランスは現在、政府や地方自治体もクリエーターの卵たちを支援し、アメリカ、日本に次ぐ第3のアニメ制作国として急成長している。番組では、フランスの地方都市・バランシエンヌにあるCGアニメーションのクリエーター養成学校「シュパンフォコム」に焦点を当て、世界でもトップレベルのクリエーターを養成する同校の内部にカメラが入り、毎年、国際コンクールなどでめざましい成績を上げているという卒業制作に挑む生徒たちに密着。若きクリエーターが誕生する瞬間を追った。

 エリート養成学校の存在に驚いた水樹さんだったが、一方で、「毎年フランスで開かれるジャパン・エキスポでは日本のアニメが大人気ですし、私自身もそのイベントに声を掛けていただいたり、フランスのファンの方から手紙をいただいたりすることもあるので、この学校の存在も含めて、フランスのアニメに対する情熱はとてもすごいと改めて感じました」と納得した様子。

 「この番組を通して、アニメ制作の実作業にはたくさんの愛情が込められているんだと改めて実感しました」という水樹さん。番組にはチームを組んだ生徒たちが、提出期限ギリギリまで作業を続ける様子が映し出されており、「集団作業ならではの感動があるから、この番組はアニメファンでない方にも、身近に感じてもらえるのではと思います。私も生徒たちを見守るような温かい気持ちでナレーションに臨みましたので、ぜひご覧になってください」とアピールしている。

 ノンフィクションW「フランスアニメが世界を獲る日 ~小さな街が生んだ奇跡のCG学校~」は、WOWOWプライムで31日午後10時から放送。9月2日午前10時などで再放送も予定している。(毎日新聞デジタル)

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