佐藤健:るろ剣続編に早くも意欲 「やらせてほしい」 実写版公開初日

映画「るろうに剣心」の初日舞台あいさつに登場した佐藤健さん
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映画「るろうに剣心」の初日舞台あいさつに登場した佐藤健さん

 俳優の佐藤健さんが25日、東京都内で行われた主演映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)の初日舞台あいさつに共演者らと登場。「今日という日(初日)を迎えられて本当にうれしいし、感慨深いです」としみじみ。「自分の役を好きになってもらって、求めてもらえるのは役者として幸せなこと。もし機会があったらやらせてほしい」と早くも続編への意欲を見せていた。

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 「るろうに剣心」は、和月伸宏さんのマンガが原作で、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣心が、明治維新後「不殺(ころさず)」を誓った流浪人(るろうに)として、さまざまな人たちと出会い、宿敵との戦いを経て、新たな時代の生き方を模索していくという物語。94~99年に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載され、コミックスは全28巻で累計5000万部以上を発行。マンガは5月からジャンプSQ.(スクエア)で12年7カ月ぶりに連載を再開している。

 旧幕府軍・新撰組三番隊組長の斎藤一役で、佐藤さん演じる剣心と剣を交える役どころの江口洋介さんは「健くんはものすごい身体能力を持っているから、俳優というよりアスリートのような動きだった」と大絶賛。撮影当初、「アクションがカッコ悪かったら、役者やめます」と宣言していた佐藤さんは、観客からの拍手に満面の笑みを見せていた。

 ヒロイン神谷薫役の武井咲さんは「所作は大変で、着物は暑かった。長い待ち時間があるので、いかに着物をキレイにしながら寝れるかをやっていた」と苦労を告白。司会者から「くやし涙もあった?」と話を振られた武井さんだったが、「(くやし涙は)うそじゃないけど、そこはやんわり……」と多くは語らなかった。また「あれ? 待って! めずらしく緊張してる……」とうまく言葉が出てこない場面もあり、佐藤さんから「昨日(セブンティーンのモデルを)卒業したばっかだからね」と声をかけられていた。

 この日はほかに蒼井優さん、青木崇高さん、田中偉登さん、香川照之さん、大友監督が登場。6月27日から同映画のPRのため「リアルるろう人」として全国横断の旅を行った俳優の長尾卓也さんも登場した。(毎日新聞デジタル)

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