金田一少年の事件簿:4代目に山田涼介 8年ぶりドラマ化

 人気グループ「KinKi Kids」の堂本剛さんなどが主演し話題を呼んだドラマ「金田一少年の事件簿」が今冬、スペシャルドラマ「金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件(仮)」として8年ぶりに復活することになり、“4代目”金田一一(はじめ)役をアイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さんが務めることが24日、明らかになった。初代の堂本さんをはじめ、「嵐」の松本潤さん、「KAT-TUN」の亀梨和也さんに続く抜てきに、山田さんは「数々の先輩方が演じてきたこの役を演じることができて本当にうれしく思います」と大喜びの様子で、「僕にしか演じられない今までにない金田一一を演じたいと思っています」と意気込みを語っている。

ウナギノボリ

 ドラマは、週刊少年マガジン(講談社)で連載中の天樹征丸さんの推理マンガが原作。今回の舞台は香港。読者モデルを始めた幼なじみの七瀬美雪が、香港で開かれる国際的ファッションショーに出演することになり、軽い気持ちでついてきた金田一。ところが、香港観光もつかの間、美雪が誘拐されてしまう。ぼうぜんとする金田一の前に現れたのは、行方不明になっていた美雪にそっくりのモデル・楊蘭(ヤンラン)だった。美雪の行方を探るため、ヤンランの協力を仰ぐことになった金田一だが、ファッションショーの前夜祭で第一の殺人が発生し……というストーリーが展開する。

 香港が舞台ということから、山田さんは「スケールの大きい作品になると思うので、精いっぱい撮影に取り組み頑張ります」とコメント。人気の決めぜりふにちなみ、「これから起きるすべての事件は絶対迷宮入りにはさせない。謎はすべて僕が解く。じっちゃんの名にかけて!」とアピールしている。

 櫨山裕子プロデューサーは山田さんの起用理由について、「原作者からずっと前からリクエストされていたこともあり、今回の実現となった。金田一少年に不可欠なやんちゃな男の子っぽさを持っている」と説明。撮影は香港で半分以上行うといい、「冒頭から20分くらいはいきなりアクションシーン。日本人に限らないワールドワイドなキャスティングで、あっと驚くスケール感のある内容になっています」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

マンガ 最新記事