俳優の伊藤英明さんが14日、東京都内で行われた主演映画「BRAVE HEARTS 海猿」(羽住英一郎監督)の公開記念の舞台あいさつに主要キャストとともに登場。「海猿」名物である伊藤さん演じる仙崎と佐藤隆太さん演じる吉岡のシャワーシーンが今作でも登場し、ファンからの「どちらのお尻がイケているか?」という質問に登壇キャスト全員で選ぶことに。多数決前にまじめな顔になった伊藤さんは「もしも、時任(三郎)さんと伊原(剛志)さんに選ばれたらどうしたらいいですか。それなりの覚悟はできてますけど……」と“男らしい”ジョークを飛ばし、会場の笑いを誘った。
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今回登場したキャストは、映画のPRのため、この日、東京などの8劇場で合計10回の舞台あいさつを行った。観客からの声援に、加藤あいさんは「愛されている作品で、本当にうれしかった」と笑顔。伊藤さんは、「温かく迎えてくれて、こんな歓声を受けると感動します。ここまで支えてくれてありがとう」とファンに感謝した。
「海猿」は、週刊ヤングサンデー(小学館)に連載された佐藤秀峰さんのマンガが原作。これまでに3回の映画化とテレビドラマ化がされている。新作「BRAVE HEARTS 海猿」は、前作の世界最大級の天然ガスプラント「レガリア」の爆発事故から2年後の物語で、原作の中で最大の海難事故である「ジャンボジェット機の海上着水」を描く。
潜水士たちの最高部隊「特殊救難隊」に入隊した仙崎(伊藤さん)と後輩の吉岡(佐藤さん)は、日々、激烈な任務に就きながらも充実した毎日を送っていた。そんなある日、吉岡の恋人でキャビンアテンダントの美香(仲里依紗さん)が乗ったジャンボ旅客機がエンジントラブルを起こし、飛行が困難な状況に陥る。さまざまな救助案が検討されるが、残された選択肢は胴体着陸か海上着水のみ。総合対策室の下川救難課長(時任さん)は、夕やみが迫り視界が悪くなる状況の中で、前代未聞の東京湾への着水を提案するが……というストーリー。映画は公開中。
舞台上では、「『海猿』を漢字1字で表すと?」という質問にそれぞれ色紙に書いた文字を披露。仲さんは「仲間の『仲』です。私の“仲”じゃないですよ」と答え、隣の加藤さんは「私は……、『愛』です(笑い)。加藤あいだから“愛”じゃないですよ」と、仲さんと同じような回答だったことに赤面。時任さんは、「続」と書かれた色紙を掲げ、自分の名前を「時 任三郎」と書き、「時 任三郎です。芸名変えました。これからこれで再デビューします」と真顔で冗談をいい、共演者を戸惑わせていた。(毎日新聞デジタル)
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