マジンガーZ:デビルマンと39年ぶり共演に「声が衰えた」

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 アニメ「マジンガーZ」の生誕40周年を記念して発売されるブルーレイディスク(BD)「マジンガー THE MOVIE Blu-ray 1973~1976」のPRのため、同じ生誕40周年を迎える「デビルマン」とのコラボCMが放送されることになり、「マジンガーZ」で主人公・兜甲児の声を担当した石丸博也さんと「デビルマン」の主人公・不動明の声優の田中亮一さんが20日、東京都内でアフレコ収録に臨んだ。両ヒーローの共演は、73年に劇場公開された「マジンガーZ対デビルマン」以来39年ぶりで、会見で収録を振り返った石丸さんは「声が衰えたなと。それを感じました」としみじみ語り、田中さんも「意外とうまくいかなかった(笑い)。当時の若さ、勢いはすごいなと思いました」と当時を懐かしんでいた。

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 アニメ「マジンガーZ」と「デビルマン」はマンガ家の永井豪さんの作品を原作に、ともに72年から放送された。「マジンガー THE MOVIE Blu-ray 1973~1976」は、73~76年に「東映まんがまつり」で公開された「マジンガーZ対デビルマン」(73年公開)、「マジンガーZ対暗黒大将軍」(74年公開)、「グレートマジンガー対ゲッターロボ」(75年公開)など、劇場版7作品を初めてBD化し10月21日に発売される。ボーナスディスクも付属し、価格は1万5750円。

 会見でお互いのキャラクターの印象を聞かれた石丸さんは「デビルマンの色づかいが気持ち悪いよね(笑い)。でも『デビルウィーング!』ってせりふはいいんだよな。あんまり中身は知らないけど」と語り、田中さんは苦笑。「この人、(デビルマンを)見てないんだよ」とぼやき、記者たちを笑わせていた。(毎日新聞デジタル)

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