岡田将生:10カ月ぶりの撮影現場も「いいスタートではない」? 大河ドラマ「平清盛」

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 俳優の岡田将生さんが14日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた大河ドラマ「平清盛」のスタジオ取材会に出席。源頼朝役として1月放送の初回で姿を見せたが、その後は「語り手」として出演してきた岡田さんは、8月5日放送の第31回で再登場することについて「ここからまた新しい風として平家に立ち向かっていけたら」と源氏としての意気込みを語った。一方で、この日が10カ月ぶりの撮影となったが「先ほど笙(しょう)を壊してしまって……いきなり汗だく。いいスタートではないかも」と苦笑いだった。

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 ドラマは、武士が貴族たちから差別されていた時代、武士の新興勢力・平氏の元で育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ねて“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という物語。平清盛(松山ケンイチさん)は白河法皇(伊東四朗さん)の“落胤(らくいん)”で、忠盛(中井貴一さん)が養子にしたという設定で描かれる。

 取材会には、塚本高史さん、遠藤憲一さんも出席。岡田さんと同じく今回が大河初出演の塚本さんは「どの作品に入るにも初出演なので、大河だからというのはとくにない。いつものいい緊張感です」とコメント。源頼朝が伊豆に流されたときから行動を共にし、生涯にわたり仕えた側近の安藤盛長(藤九郎)役ということから、「おちゃらけている明るいキャラなので、ときには(頼朝を)勇気づけて見守りながら一緒に成長できれば」と意気込んだ。

 一方、今回が大河ドラマ4作目の出演で、北条時政を演じる遠藤さんは、岡田さん、塚本さんとそろって登場する回が8月5日放送ということから、「時期的に五輪なので、打倒五輪でいきたい」とユーモアたっぷりにアピール。なお、歌舞音曲の名手・祇園女御(ぎおんにょうご)役の歌手の松田聖子さんの結婚について、コメントを求められた岡田さんは「一度しかお会いしてないのですが」と戸惑いながらも、「おめでとうございます。幸せな家庭を望んでおります」と祝福した。

 塚本さんは、7月15日放送の第28回、岡田さんと遠藤さんは8月5日放送の第31回で登場する。(毎日新聞デジタル)

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