菜々緒：役作りで茶髪から黒髪へ

　モデルの菜々緒さんが7月スタートの初主演ドラマ「主に泣いてます」（フジテレビ系）の役作りのため、このほど、茶髪のロングヘアを黒髪に染色した。染色前に「元の髪の色が黒ではなく、栗色なので、黒い色は正直初めてで、似合わないのでは……と不安です。（茶髪をやめるのは）高校生以来かな？　5年ぶりです」と話した菜々緒さんは、染め上がった黒髪を見て「だんだん見慣れてきて……。ほっと安心しています。役柄に一歩近づけたのかなという感じはあります」と自信を見せている。

ウナギノボリ

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　ドラマは、土曜午後11時10分～同55分のフジ系連ドラ枠「土ドラ」の第2弾で、東村アキコさんが「モーニング」（講談社）で連載中の人気マンガが原作。出会う男性すべてが交際を申し込むほどの美貌が災いしてまともに生活できず、社会から隠れるように孤独に生きる薄幸の美女・紺野泉の物語で、原作では人情深い下町を舞台に、一番愛してほしい人に愛されない片思いの連鎖をギャグ満載で描いている。

　菜々緒さんは、自身が演じる泉が原作で黒髪として描かれていることから、「なるべく原作に近い形でドラマの撮影に臨みたい」と自ら黒髪にすることを提案。6月に入ってから、東京都内の美容室で染色したという。菜々緒さんは「形からでいいので徐々に少しずつ役に入っていけたら。仕草とか、言葉遣いとか泉本人になりきって演じたいな」と話し、「演技をしたことが全くないので……期待値も低いと思いますが、初めてなりに頑張っていければ。いい意味でみなさんを裏切れるように体当たりの演技で頑張りたい」と意気込んでいる。（毎日新聞デジタル）