USJ:「ハリー・ポッター」のテーマパーク新設 14年後半オープン

画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン TM & (C) Warner Bros.Entertainment Inc.Harry Potter Publishing Rights (C) JKR.(s12)
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画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン TM & (C) Warner Bros.Entertainment Inc.Harry Potter Publishing Rights (C) JKR.(s12)

 テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)は10日、大ヒット映画「ハリー・ポッター」のテーマパーク「The Wizarding World of Harry Potter」(ハリー・ポッターの魔法の世界)を新たにオープンすることを発表した。開業以来最大の450億円を投資し、映画の舞台のホグワーツ城など、魔法の世界を忠実に再現したテーマパークで、14年後半のオープンを目指している。

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 「The Wizarding World of Harry Potter」は、10年7月に米・フロリダ州の「ユニバーサル・オーランド・リゾート」に誕生したテーマパーク。アメリカ以外に海外進出するのははじめてで、USJでは現在の駐車場敷地の一部を使い、オーランド・リゾートにあるものと同様にホグワーツ城やホグズミード村など再現し、ジェットコースターなどの複数のアトラクションも設置するという。

 この日、USJで行われた記者発表会には、グレン・ガンペルUSJ社長や同映画シリーズでウィーズリー家の双子の兄弟フレッドとジョージを演じたジェームズ&オリバー・フェルプスさん、ハリー・ポッターファン約100人も出席。ガンペル社長は、開業以来最大の450億円投資することについて、「大ヒットまちがいないと確信しています」とコメントした。

 USJマーケティング部長の森岡毅さんは、「どこまで一緒になるのか微調整している段階だが、ユニバーサル・オーランド・リゾートをベースにする」とした上で、「オーランドで一番人気のホグワーツ城の中にあるアトラクション『Harry Potter and the Forbidden Journey』(ハリー・ポッターと禁じられた旅)は確実に作ります。ホグワーツ城のまわりを飛び回ったり、ハリー・ポッターの世界を追体験できて、(USJで人気の3Dアトラクション)スパイダーマンより、はるかに進んだ3Dの施設」と力を込めた。テーマパークの広さについては「オーランドに勝らとも劣らない広さ。まだ微調整の段階」と説明した。

 ジェームズさんは、「日本は有数のハリー・ポッターのファンの国。アメリカから初めて外に出て、たくさんの人たちに喜んでもらえる大きな出来事だと思う」とコメント。オリバーさんは、「日本国内のみならず、アジア、世界中から訪れると思う。楽しみにしています。オープン待ちきれないし、オープンのときにまた来たい」と興奮気味に話した。

 ハリー・ポッターファン約100人も主人公のハリーが所属するグリフィンドール寮のローブに身を包んで参加し、テーマパーク誕生のニュースに大きな歓声を上げていた。(毎日新聞デジタル)

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