アニメスポット:GW後半は都内で満喫 実物大ガンダム、バルキリーにワンピース展覧会

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 実物大ガンダムをはじめ、アニメ「機動戦士ガンダム」の世界が体験できる施設やマンガ「ONE PIECE(ワンピース)」の展覧会など、アニメやマンガのテーマパークや展覧会が続々と登場している。3日からのゴールデンウイーク後半を前に、東京都内で気軽に楽しめる最新スポットをまとめた。

ウナギノボリ

 お台場の「ガンダムフロント東京」で目を引くのは、同施設外の広場に設置された実物大ガンダム立像「RG1/1 RX78−2 ガンダム Ver.GFT」と1000体以上のガンダムのプラモデル。ほかにも、実物大「コアファイター」、地球軌道上に漂うガンダムを描いた幅17メートルのアート、実寸大のモビルスーツのCG映像を体感できる特設ドーム「DOME−G」など巨大展示物・施設が数多く展示されているのも特徴だ。さらに、男子トイレでは、小便器内に狙いを定めるマークが施され、目線の高さには「そうそうあたるものではない」などの名ゼリフが書かれていたりと細かい仕掛けも見どころだ。

 東京・六本木の「森アーツセンターギャラリー」で開催中の「ONE PIECE展」は、ファンにはたまらない迫力のバトルや感動シーンの貴重な原画を多数展示。高さ約7.5メートルのサウザンド・サニー号のマスト、牢獄(ろうごく)にとらわれた「エース」の実物大フィギュアなどの展示物も人気を集め、開催39日目の27日に入場者数が20万人を突破した。

 東京・神田の「3331 Arts Chiyoda」では、「AKIRA」のマンガ家・大友克洋さんの初の原画展「大友克洋GENGA展」が開催中。約2500枚にも及ぶ「AKIRA」の全原画や「童夢」「気分はもう戦争」「さよならにっぽん」などの代表作、画集「KABA」「KABA2」に収録されている原画の展示のほか、「AKIRA」の金田の“バイク”や「童夢」の一場面を再現した“へこんでいる壁”など、実際に触れる展示物が用意されている。

 12年はアニメ「超時空要塞マクロス」の放送開始から30周年にあたることもあり、東京・池袋の「池袋サンシャインシティ」と、渋谷の「パルコミュージアム」の2カ所で展示会が開催中だ。池袋の「マクロス超時空展覧会」では、全長約18メートルにも及ぶ実物大の変形ロボット「VF-25Fガウォーク形態」、リン・ミンメイやランカ・リー、シェリル・ノームといったシリーズ歴代の“歌姫”の等身大フィギュアを展示。一方、渋谷の「MACROSS:THE DESIGN」は“デザイン”をテーマに、第1作「超時空要塞マクロス」から最新作「マクロスF」までの原画や設定資料を中心に公開している。

 これらのイベントやテーマパークは多くが日時指定の予約制。人が多すぎて楽しめないということはない半面、ノープランで向かうと思わぬ門前払いを食ってしまうことも。時間帯をずらせば予約できたり、予約状況によっては当日入場が可能な場合もあるので、公式サイトなどで入念な下調べをするのがオススメだ。 (毎日新聞デジタル)

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