はじめの一歩:100巻の大台まであと“一歩” 特別総集編を3カ月連続で発売

特別総集編の第1弾、「鴨川軍団日本タイトルマッチ」編の表紙
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特別総集編の第1弾、「鴨川軍団日本タイトルマッチ」編の表紙

 人気ボクシングマンガ「はじめの一歩」(講談社)のコミックス100巻が7月に発売するのを記念して、オムニバス形式の特別総集編が3カ月連続で発売される。25日発売のマンガ誌「週刊少年マガジン」21・22合併号で明らかになったもので、“アツい”、“泣ける”、“笑える”の各テーマ別にそれぞれ編集され、“アツい”がテーマの第1弾は、主人公の幕之内一歩や先輩、鷹村守らの「鴨川軍団日本タイトルマッチ」編が収録されている。表紙はすべて描き下ろしで、各冊500ページ前後。第1、3弾は650円、第2弾は630円で、5~7月の第2木曜日発売予定。

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 「はじめの一歩」は、89年に連載を開始した森川ジョージさんの長寿作品。いじめられっ子だった一歩はひょんなことからボクシングに出合い、熱中していく。一歩は「強いってどういうことだろう?」という素朴な疑問を抱えながら、持ち前の頑張りで過酷な練習に耐え、数多の強敵との死闘を勝ち抜き、国内屈指のハードパンチを持つ日本王者となる。日本王座防衛を重ねながら、次なる目標、世界王者を目指す……というストーリー。これまでの累計発行部数は9200万部を突破し、これまでに日本テレビ系で2度アニメ化もされている。

 これまで、年に1度、コミックスを数冊まとめた総集編が発売されていたが、テーマごとに話を集めて形にするのは同マンガでは初めて。6月発売の第2弾は、「泣ける『はじめの一歩』編」と題して、心に残る感動的な“泣ける”シーンをまとめて収録。7月発売の第3弾では、腕相撲や野球対決など、さまざまな場所で繰り広げられた抱腹絶倒の“笑える”「激闘!リング外での大バトル」編が発売される。

 また、100巻発売を記念した公式特設サイトもオープンしており、同サイトで今後、100巻に向けた「カウントダウン企画」の最新情報が随時発表される。100巻は、7月17日に発売される予定。(毎日新聞デジタル)

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