フジテレビ:「家族のうた」など視聴率不振の番組にてこ入れ示唆

 フジテレビの豊田皓社長は26日、東京・お台場の同局で定例社長会見を開き、4月改編の新番組について「スタートを見ると、視聴率が取れているものと取れていないものの二分化している」とし、視聴率で不振が続くオダギリ・ジョーさん主演の連続ドラマ「家族のうた」に触れながら、「視聴者の支持を受けていないものについては、手直ししながら、視聴者の支持を受けるように頑張っていきたい」と、視聴率獲得に向け、てこ入れする可能性を示唆した。

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 「家族のうた」は、落ち目のロックミュージシャンが、突然現れた娘らに戸惑い、振り回されながらも人として父親として成長していく……という物語。オダギリさん演じる自分勝手に生きる主人公・早川正義が家族を背負うことになり、困難を乗り越えながら再び成功に向かって歩き出す姿を描く。

 同ドラマは、15日に放送された初回の平均視聴率が6.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、22日放送の第2話は3.6%(同)だった。(毎日新聞デジタル)

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