ココロ:人気ボカロ楽曲がライトノベル化

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 音声合成技術を用いた音楽制作ソフト「ボーカロイド(ボカロ)」から生まれた人気曲「ココロ」がライトノベル化され、26日にPHP研究所から発売される。同曲は09年に舞台化されており、舞台版の脚本・演出を担当した石沢克宜さんがその脚本を基に新たな物語を書き下ろした。ボカロ楽曲「炉心融解」のPVを制作したなぎみそさんがイラストを描く。

ウナギノボリ

 同曲はトラボルタさん作詞・作曲。動画配信サービス「ニコニコ動画」で160万回再生を記録した。主人公は、孤独な科学者によって生み出された少女型ロボットで、ロボットは“ココロ”のプログラムだけが完成されないまま、数百年の時が過ぎて残され、“ココロ”が何かを知りたいと願う……というストーリー。ライトノベル版では楽曲と同様に“ロボットのココロ”をテーマにストーリーが展開され、ボーカロイドのキャラクター「鏡音リン・レン」らが登場する。

 四六判で全306ページ。価格は1260円。初回限定版には、設定イラスト集と4コママンガを収録した小冊子とイラストレーターのredjuiceさんが手がけたイラストカードが封入される。(毎日新聞デジタル)

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