9日発表された7日、8日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、戸田恵梨香さんと加瀬亮さんがダブル主演した人気テレビドラマの映画化「劇場版SPEC~天~」が全国279スクリーンで公開され、土日2日間で約35万1500人を動員し、興行収入約4億6900万円となり、初登場1位を獲得した。2位の劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマル アドベンチャー」はV6を逃したが、累計で動員約300万人、興収30億円を突破した。3位の「僕等がいた 前篇」も、累計動員数150万人を突破した。
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4位には、豪華客船タイタニック号沈没の悲劇を描いた97年公開の大作を3Dにした「タイタニック 3D」が初登場。全国460スクリーンで公開され、約6万人を動員し、興収約8700万円だった。第84回アカデミー賞作品賞を含む主要5部門受賞の仏サイレント映画「アーティスト」は、7位にランクインした。
「劇場版SPEC~天~」は、未解決事件の捜査強化のため公安部に設立された「未詳事件特別対策係(ミショウ)」の捜査員が、異常な特殊能力(SPEC)を持つ犯罪者を相手に息詰まる攻防を繰り広げるミステリー。戸田さん演じるIQ201の変人女刑事・当麻紗綾(とうま・さや)と、加瀬さん演じる現場たたき上げの堅物刑事・瀬文焚流(せぶみ・たける)の“キレキャラ”コンビが、とあるミイラ化殺人事件を発端に、"SPECを持つ者と持たざる者”の闘争に翻弄(ほんろう)される姿が描かれる。シリーズは米国でドラマとしてリメークに向けて調整中で、実現されれば日本の映像作品がハリウッドで海外ドラマとしてリメークされるのは史上初となる。
「タイタニック 3D」は、レオナルド・ディカプリオさんとケイト・ウィンスレットさん主演で100年前の豪華客船タイタニック号沈没の悲劇を描き、アカデミー賞では11部門を受賞した97年公開の超大作を、ジェームズ・キャメロン監督自らが全編3D化。「アーティスト」は1927年の米ハリウッドを舞台に、スター俳優と若手女優の恋愛を、無声映画からトーキーへの移行期の栄枯盛衰とともに描く映画愛にあふれる作品。アカデミー賞のほか、昨年のカンヌ映画祭で主演男優賞、ゴールデン・グローブ賞でもミュージカル・コメディー部門の作品賞、主演男優賞など3部門で受賞している。(毎日新聞デジタル)
1位 劇場版SPEC~天~
2位 映画ドラえもん のび太と奇跡の島 アニマル アドベンチャー
3位 僕等がいた 前篇
4位 タイタニック 3D
5位 シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
6位 映画 プリキュアオールスターズ New Stage みらいのともだち
7位 アーティスト
8位 ウルトラマンサーガ
9位 長ぐつをはいたネコ
10位 ライアーゲーム 再生
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