新世界より：アニメ化に続きマンガ化も　「別冊少年マガジン」で6月号から連載

　人気作家・貴志祐介さんの小説「新世界より」（講談社）が、テレビアニメ化に続き、「別冊少年マガジン」（同）でマンガ化される。作画は及川徹さんが担当し、6月号から連載を開始する。

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　原作は、1000年後の日本が舞台。“呪力（じゅりょく）”という特殊な力を手に入れた人々が“八丁標（はっちょうじめ）”と呼ばれる結界の中で、小さなコミュニティーを形成し、情報や思想、記憶、愛、命を管理、統制していた。そんな中、渡辺早季、朝比奈覚、秋月真理亜、伊東守、青沼瞬の5人の少年少女が滅びゆく世界と仲間を守るために冒険と戦いに身を投じていく……という内容で、「第29回日本SF大賞」を受賞したほか、「このミステリーがすごい！2009」の第5位、「2009年本屋大賞」の第6位にランクインした。

　テレビアニメは、テレビ朝日系列で放送予定。放送日は未定。声優は、早季役を種田梨沙さん、覚役を東條加那子さん、真理亜役を花澤香菜さん、守役を工藤晴香さん、瞬役を藤堂真衣さんが担当。監督は劇場版アニメ「時をかける少女」やテレビアニメ「四畳半神話大系」などの作画を手がけた石浜真史さんが務める。（毎日新聞デジタル）