川口春奈:もこみちは役も本人も「ちょっと変?」 ドラマ「放課後はミステリーとともに」制作発表

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 女優の川口春奈さんと俳優の速水もこみちさんが7日、東京都内で開かれたドラマ「放課後はミステリーとともに」(TBS系)の制作発表会見に登場した。速水さんは、初共演となる川口さんの印象を「初めてあいさつに来てくれたとき、一言目が『(肌が)黒いですね』だった。天真らんまんな子だと思いましたね。撮影は春奈ちゃんがムードメーカーになっていて、明るくて楽しいですよ」と笑顔でコメントした。

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 一方、川口さんは、速水さんについて「すごくまじめな方。でも、変わったところがある。番宣でクイズ番組に出させていただいたとき、ボロ負けだったのですが、次の日の撮影中、突然笑い出して『昨日のクイズで負けて』と言い出して……」と困惑気味に“変人エピソード”を暴露。速水さんは「そんなに変わっている?」と苦笑すると、川口さんは「ちょっと……」と即答していた。

 ドラマは、「謎解きはディナーのあとで」を手がけた人気作家・東川篤哉さんのコミカルなミステリー小説が原作。東京・国分寺の恋ケ窪のはずれにある架空の高校「鯉ケ窪学園」を舞台に、ミステリーとプロ野球の広島カープが大好きな探偵部副部長・霧ケ峰涼(川口さん)が、学校周辺で起こる“不思議な殺人事件”に巻き込まれ、真相を解明していく姿を描く。涼の推理は迷走するが、“変人”生物教師・石崎浩見(速水さん)、烏山千歳刑事(入山法子さん)、祖師谷大蔵刑事(高嶋政伸さん)らに助けられながら、事件を解決していく。

 神戸明プロデューサーは、川口さんの起用理由を「川口さんは(米大リーグで活躍した投手の)ノーラン・ライアンのような豪速球を投げるイメージ。女優さんに例えると夏目雅子さんのよう。(夏目さんとは)仕事をしたことも会ったこともないですが」と独特の表現でコメント。さらに、神戸プロデューサーが速水さんの演技を「(元プロ野球・広島のキャッチャー)達川(光男)さんが“ニセデッドボール”(球が当たっていないのに、審判にデッドボールとアピールするプレー)のような名演技を見せてもらっている。見た目はダルビッシュ(有選手)のよう」と野球に例えると、速水さんは「先日、区役所の駐車場でおじさんに『ダルビッシュに似ているね』と言われて……」と複雑な表情で明かした。

 また、ドラマでアクションシーンに挑戦している川口さんは「野球のシーンや殺陣もあります。(人を)けるシーンは快感ですね。格闘技をやってみたいと思いました。もしかしたら、格闘技が好きなのかも」と楽しんでいる様子。ボサボサな髪形の“変人”生物教師を演じる速水さんは「爆発頭で服にこだわりがない。キモさ全開です。全力投球でやっていきたいと思います」と意気込みを語った。

 ドラマはTBS系で23日から毎週月曜深夜0時20~59分に放送。全10回を予定。(毎日新聞デジタル)

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