中村俊介:沢村一樹に対抗心 浅見シリーズ30作目に「何歳までできるか」

主演ドラマ「浅見光彦シリーズ44 砂冥宮」の会見に登場した中村俊介さん。初登場から30作目を記念して花束とケーキが贈られた
1 / 6
主演ドラマ「浅見光彦シリーズ44 砂冥宮」の会見に登場した中村俊介さん。初登場から30作目を記念して花束とケーキが贈られた

 俳優の中村俊介さんが4日、東京都内で行われた主演ドラマシリーズの最新作「浅見光彦シリーズ44 砂冥宮」(フジテレビ系)の会見に登場。03年の第15弾「金沢殺人事件」から浅見光彦を演じ、今回の作品で30作目となる中村さんは、「よくここまで来たなと。始めた当初は27歳で、33歳の役ができるのかと思ってましたけど。10年たちましたか」と感慨深げ。他局で沢村一樹さんが浅見光彦を演じていることを引き合いに出し、「モデル事務所が一緒だったんで、不思議な縁を感じてます。沢村さんがまだやっているので、僕は何歳までできるのか(笑い)」と対抗心を燃やしていた。

ウナギノボリ

 本作は石川県が舞台。浅見(中村さん)が泉鏡花の「草迷宮」について取材した名門旧家の須賀(すか)家当主・智文が石川県の安宅関跡で遺体で発見された。祖父の死の真相が知りたいと絢香からの依頼により、事件解決に向け、奮闘するのだが……というストーリー。今回のヒロイン・絢香を女優の三倉茉奈さんが演じ、そのほかに、ダンカンさん、黒部進さん、榎木孝明さん、野際陽子さんらが出演する。

 会見で中村さんは浅見役について「14作までは榎木さんが演じていて、47歳までやられていたので、(あと10年で、倍の60本いけそうですね?)いやー、ビジュアル面でどうなっているのかわからないですけど、頑張りたいですね」と意気込んだ。

 三倉さんとはほぼ初共演という中村さんは、印象を聞かれ「相当な“ドS”でした。(ロケの合間に)に寒くてストーブにあたっていると、後ろから『ドン』って押すんです。いたずらっ子みたい(笑い)」と語り、「僕はいじりやすかったんじゃないかな」と苦笑いを浮かべていた。

 また、会見では、初登場から30作目を記念して、花束とケーキが中村さんに贈られた。シリーズ最新作「砂冥宮」は27日午後9時~10時52分放送。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事