戸田恵梨香:「こんなに物好きが…」と驚き “嵐”のSPEC祭りに1000人集結

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 戸田恵梨香さんと加瀬亮さんのダブル主演で人気を集めたテレビドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」のイベント「春に翔天! SPEC祭り~全国大会~」が3日、赤坂BRITZ(東京都港区)で開催され、悪天候にもかかわらず、戸田さん演じる当麻紗綾(とうま・さや)のコスプレをしたファン約1000人が会場に集結した。戸田さんは、ファンを見渡して「こんなに物好きが集まってくれるとは……」と驚き、「この作品はファンの皆さんがいてこそ成長していけるんだなと改めて実感しました」と笑顔を見せた。コスプレには「バカどもが集まった(笑い)。ドMが集まってうれしいですね。当麻が愛されているのが目に見えているんで、本当に幸せです!」と大喜びした。

ウナギノボリ

 一方、コスプレのファンを見て「……怖いですね」とつぶやいた加瀬さんだったが「長い間、瀬文焚流(せぶみ・たける)をやったせいか、(当麻を見ると)イライラしてきますね」と役柄になり切ったコメントでファンを盛り上げた。映画の魅力について、戸田さんは「ドラマを見てくださっていると思うんですけれど、(劇場版の)『天』は新たな魅力が加わっていて、また違う面白さを体感していただける」とアピール。加瀬さんも「今日のお客さんの姿を見たら、これ以上宣伝しなくていいんじゃないかと安心しています。映画もたくさんの方に見ていただけたら」とファンに呼びかけていた。

 ドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿」は、ドラマ「ケイゾク」の世界観を引き継いだ設定で、未解決事件の捜査強化のため、捜査1課弐係(ケイゾク)に加え、新たに公安部に設立された「未詳事件特別対策係(ミショウ)」の捜査員が、異常な特殊能力(SPEC)を持つ犯罪者を相手に息詰まる攻防を繰り広げるミステリー。戸田さん演じるIQ201の変人女刑事・当麻と、加瀬さん演じる現場たたき上げの堅物刑事・瀬文の“キレキャラ”コンビが、捜査1課では手に余る事件に挑む。1日に放送されたスペシャルドラマ「~翔~」は連続ドラマで残った謎が解決される完結編で、劇場版「~天~」では、とあるミイラ化殺人事件を発端に、“SPECを持つ者と持たざる者”スペックホルダーと国家権力との闘争、その波に翻弄(ほんろう)される当麻と瀬文の姿が描かれる。

 同イベントは、スペシャルドラマ「~翔~」のブルーレイ&DVD発売の前夜祭と劇場版「~天~」(堤幸彦監督)のヒット祈願として行われたもので、イベントでは、戸田さんと加瀬さん、堤監督のトークショーとドラマ主題歌「NAMInoYUKUSAKI」を歌う「THE RICECOOKERS」のライブも行われ、堤監督もサプライズで熱唱し、ファンを楽しませていた。スペシャルドラマのブルーレイ(5775円)&DVD(4725円)は4日発売、映画は7日から全国東宝系で公開される。(毎日新聞デジタル)

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