三浦貴大:撮影現場のムードメーカー「頑張った」  新ドラマ「クローバー」

新ドラマ「クローバー」の記者会見に登場した三浦貴大さん
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新ドラマ「クローバー」の記者会見に登場した三浦貴大さん

 俳優の賀来賢人さんと三浦貴大さんが2日、東京都内で行われた13日スタートの新ドラマ「クローバー」(テレビ東京系)の記者会見に登場。今回が連続ドラマ初主演となる賀来さんは、「スケジュールがきついと、すぐ疲れた顔しちゃう。でもこれは主演としてあるまじき行為。そういうので主役っぽいことができなかった」と心残りな様子を見せたが、「こんな短期間で(共演者と)仲良くなれたのは初めてで、うれしかった」とにっこり。現場のムードメーカーはローテーションでやっていたというが、賀来さんは三浦さんをムードメーカーの“エース”と紹介。三浦さんは、「(賀来さんは)疲れてるとき、本気でやばい顔しているので、(ムードメーカーを)頑張っていた」と照れ笑いしていた。

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 「クローバー」は、マンガ誌「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中の平川哲弘さんの不良高校生の友情を描いた人気マンガが原作。ドラマは、小学生以来、久しぶりに地元に戻ってきた賀来さん演じる美咲隼斗(ハヤト)は、桃浜高校1年に編入し、幼なじみの奈良友基(三浦さん)と花山健次(鈴之助さん)と友情を復活させる。ハヤトはけんかが強く、さまざまなトラブルに巻き込まれていくが、己の強さと仲間たちの助けで、困難を乗り越えていく……という内容で、けんかはもちろん、友情や恋愛要素などを入れながら高校生の青春が描かれる。ハヤトの同級生で学校では優等生だが放課後には派手でセクシーなレイナに変装するヒロインの秋山ユイ役は有村架純さんが演じている。

 会見には、有村さん、鈴之助さん、「劇団EXILE」の青柳翔さん、入江悠監督も登場。撮影は寒さが厳しい時期に連日のように行われ、アクションシーンなどもあったことから、賀来さんは「寝たら死ぬ、みたいに追い込まれていた」と厳しい撮影期間だったことを告白。一方で、三浦さんは「内容の薄い会話をしていた。たとえば、差し入れのドーナツもう一個食っちゃおうぜと“スイーツ男子”みたいな会話してた」とちゃめっ気たっぷりに振り返った。

 唯一の女性キャストである有村さんが、賀来さん演じるハヤトがタイプだと明かすと、賀来さんは大喜びのガッツポーズ。喜びも束の間、有村さんが「“役”の中で俺が守ってやるよというセリフがかっこよかった」と話すと、「うれしいですけど、俺ではないとキッパリ言われたんで……」としょんぼりした様子を見せ、会場を笑わせた。

 ドラマは13日からスタートし、毎週金曜深夜0時12分~放送。全12回。(毎日新聞デジタル)

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